環境

2008年6月19日 (木)

天災

庭の火鉢に咲いた睡蓮

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「天災は忘れた頃にやってくる」  科学者であり、随筆家としても著名な寺田寅彦氏の言葉だが、今や「天災は忘れぬうちにやってくる」。
また岩手・宮城大地震が起きた。被災者の方々には心からお見舞い申し上げます。

十二年前頭の手術をして以来、環境問題に目覚め、既に地球がおかしくなっているのに気付いた。「これから観測史上はじめてという異常気象が頻繁に起きるよ,」と友人に宣言したが、その通りになっている。山人流に言えば、地球は生きている星であるから、人類の度重なる環境破壊に対する「地球の怒り」ということになるのだが、実際はバランスが崩れた地球環境を地球が元に戻そうとする修復作用といえるのではと思う。天災は今年になってもビルマのサイクロン、中国四川省の大地震、それに今回の岩手・宮城大地震と世界規模で起きている。
アメリカのハリケーンは瞬間最大風速100mを越えるものが発生するおそれがあると予想されている。天災はエスカレートするばかりである。
十年前頃は環境問題に関するマスメディアの扱いはほとんどなかった。が今や連日紙面を賑わせている。環境破壊は地球温暖化だけではないと思うのだが、今やこれ一点に絞られている。何もやらぬよりはましであるが、実際は二酸化炭素はまだ増え続けているのが現状のようだ。今や「地球がおかしい」と考えている人はたくさんいると思うが、問題を解決する力が一番ある政治家や役人が一番無関心である。天災は一般市民が一番被害を被るのが常である。環境問題はまだ「スタートラインにあつまろうよ」と言う段階でしかない。
また、環境破壊は地球には人災以外のなにものでもない。そして地球に被害を与える最大のものが核兵器である。これは地球そのものを破壊する。しかし数万発あると言われる核兵器の一発もまだ廃棄されていない。原子炉が溶解すれば核兵器と同じ被害をもたらす原子力発電所もまだ増えている。ここは地震が絶対に起きないという前提で建てられているが、果たしてそう云えるのか疑問である。先行きは暗いが今何かを始めなければ人類に未来はない。
宇宙からみれば「地球は美しい生きている星である」と、たぶん宇宙飛行士であった人の言葉を聞いたことがある。
地球は生きている星。美しい生きている星を傷つけてはいけない。これを肝に銘じて生きていくことこそが天災から逃れる一番の近道だと山人は信じているのである。

あじさい祭りをパチリ

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