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2022年2月

2022年2月28日 (月)

きょうの俳句読本

2月28日 (月) 陰暦 1月(睦月) 28日 仏滅 壬子 四緑木星 中潮
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ビスケットの日、バカヤローの日、織部の日、エッセイ記念日、世界希少・難病
性疾患の日
                     
今日は何の日~毎日が記念日~ http://www.nnh.to/ 
暦の日~http://www.koyomi8.com/
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白魚の泳ぐ皿ごと買はれゆく  塩川 祐子

季題・白魚 (しらうお / シラウオ科の硬骨魚。体長約10センチメートルになる。体は
細長く半透明。春先、河口をさかのぼって産卵。日本の各地に産し、食用。)

蜆飯且つうまかりし湖の宿  中山 寿朗  蜆(しじみ)

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余禄 きょうの 名言  

戦争に含まれている粗野な要素を嫌悪するあまり、戦争そのものの本性を無視しようと
するのは無益な、それどころか本末を誤った考えである。

クラウゼヴィッツ / ドイツの軍事学者

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「東国山人の鳥日記」より転載


テーマ:

謎シギの登場とかで干潟が一寸した賑わいを見せたことがある。オバシギに似ているが少し違う。結局オバシギ(Great Knot)とアライソシギ(Surf Bird)との交雑種、両者を合せたサーフノット(Surf Knot)と認定された。認定の主が誰かは分からない。そうだとすれば世界で3例目だとか。本当だろうか。

(オバシギの繁殖地--シベリア東北部  アライソシギの繁殖地--アラスカツンドラ地帯) 

 

思わず撮影に力が入る。 

(オバシギ)

ダイゼン、キアシシギなどと仲良く。これぞ一種の多様性容認の理想社会。

それでも、それぞれに自己主張があって、時には変わり者に一寸意地悪してみたくなる。

撮影場所  千葉県・三番瀬(2015年8月)   撮影  S・植木

2022年2月27日 (日)

きょうの俳句読本

2月27日 (日) 陰暦 1月(睦月) 27日 先負 辛亥 三碧木星 中潮
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女性雑誌の日、冬の恋人の日、新撰組の日
                     
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さくら貝恋路が浜に拾ひけり  吉田 冬葉

季題・桜貝 (さくらがい / ニッコウガイ科の二枚貝。貝殻は薄くやや長方形、淡紅色
で美しく、殻長約3センチメートル。日本各地の内湾に産し、貝細工などに使われる)

来るも来るも下手鴬ぞおれが垣  小林 一茶

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余禄 きょうの 名言  

上手の手から水が漏れる  『日本のことわざ』

(猿も木から落ちると同義)
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明鏡止水

昨日は、長崎でもロシアのウクライナ侵攻に反対する集会が平和公園で開催された。

主催者側に知人もいるので元気なら参加したのだが残念ながら参加する元気がなかった。

全世界で戦争反対運動が起ているから、プーチン氏には暗い未来がやってくるだろう。

 

2022年2月26日 (土)

きょうの俳句読本

2月26日 (土) 陰暦 1月(睦月) 26日 友引 庚戌 二黒土星 若潮
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2.26事件の日、血液銀行開業の日、咸臨丸の日、脱出の日、パナマ運河開通記念日、
                     
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あめつちの凍ゆるみつつ海荒れる  野見山 朱鳥

季題・凍ゆるむ (いてゆるむ / 凍りついた大地がとけゆるむこと)

日が射してもうクロッカス咲く時分  高野 素十

クロッカス(アヤメ科の多年草)

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余禄 きょうの 名言  

能ある鷹は爪を隠す  『日本のことわざ』

(能力のあるものは、むやみにその力をみせびらかしたりしない。今の世には通用
しないかな?)
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明鏡止水

脅しだけだと思っていたのに、ロシアのウクライナ侵攻に怒り心頭である。救いは

ロシア国内でも数万人の戦争反対のデモがあったということか。

2022年2月25日 (金)

きょうの俳句読本

2月25日 (金) 陰暦 1月(睦月) 25日 先勝 己酉 一白水星 長潮
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夕刊紙の日、箱根用水貫通の日、
                     
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白梅のあと紅梅の深空あり  飯田 龍太

季題・紅梅 (こうばい / 当地は今梅が見頃です)

呼ぶ声も吹き散る島の春一番  中村 苑子

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余禄 きょうの 名言  

一般に、青年の主張するところは正しくない。しかし、それを彼らが主張するという
ことは正しい。

ジンメル / ドイツの哲学者

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2022年2月24日 (木)

きょうの俳句読本

2月24日 (木) 陰暦 1月(睦月) 24日 赤口 戊申 九紫火星 小潮

霞始めてたなびく「霞が春景色を彩り始める頃」七十二候の一つ
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クロスカントリーの日、鉄道ストの日、月光仮面登場の日、地雷を考える日、
                     
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公魚のみたびは跳ねず凍てにけり  原 麻子

季題・公魚 (わかさぎ / 体長約15センチのキュウリウオ科の硬骨魚。本来は海水魚)

下萌に若き禰宜立つ地鎮祭  稲川 はつお

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余禄 きょうの 名言  

夕映えが美しいように、老人の場所から見た世界は美しいのです。

伊藤 整 / 作家 『変容』

(今まで見えなかったものが見えるようになる?)

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2022年2月23日 (水)

きょうの俳句読本

2月23日 (水) 陰暦 1月(睦月) 23日 大安 丁未 八白土星 小潮

天皇誕生日
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税理士記念日、ふろしきの日、富士山の日、ロータリー設立記念日、
                     
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目白鳴く日向に妻と座りたり  臼田 亜浪

季題・眼白、目白 (めじろ / スズメ目メジロ科の鳥、目白は秋という歳時記が多いが
わが家には春に来ます)

白魚に影ありて影泳ぐなり  岡部 六弥太

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余禄 きょうの 名言  

金は後世への最大遺物の一つでございますけれども、遺しようが悪いとずいぶん害を
なす。

内村 鑑三 / キリスト教思想家 『後世への最大遺物・デンマルク国の話』

(その通りですな)

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「東国山人の鳥日記」より転載


テーマ:

人麻呂より半世紀ばかり後の万葉の代表的歌人。この時代になると鳥の題材が急に増えて来る。

 

 春の野に あさる雉(きぎし)の 妻恋に 己があたりを 人に知れつつ

家持10代の作。身を危険にさらしても妻を探して鳴く、その雉雄の情愛の深さを讃える歌だそうだ。が、その解釈には些か違和感を覚える。雉の雌はもともと多くの雄と交わる多感な鳥。雄もそれが分かっているから、誰の子とも知れぬ子育ての手伝いはしない。恋しながらも同時に餌を漁る、夫婦の真実は食欲と性欲の間、家持は若年にして万葉の世の中をそう見ていたのではないか。

(夫婦円満のように見えるが・・)

(それも一時、雌は早くも次の雄を求めて・・)

この歌は後に平安時代には家持の代表作として評価されたと言い、定家(1162~1241年)もこれを元歌にして

 楢芝も 枯れゆくきぎす かげをなみ 立つや狩場の おのがありかを

升目に沿って推敲に推敲を重ねた言葉を当て嵌める、如何にも定家風だ。

 

 行方なく ありわたるとも霍公鳥 鳴きし渡らば かくや忍はむ

  卯の花の 過ぎば惜しみか 霍公鳥 雨間も置かず こゆ鳴きわたる

「霍公鳥」は昔も今も「ほととぎす」と読む。この「霍公鳥」は、多くは主人公として登場する。人麻呂では鳥が小道具として扱われていた。それは兎も角、「霍公鳥」は果たして現在のホトトギスなのかどうか。鳴き声が分かれば手掛かりになるのだが、万葉集では鳴きを強調する割にその記録がない。唯一それらしいのが坂上郎女(家持の叔母)の歌に

 暇無み 来ざりし君に 霍公鳥 われかく恋ふと 行きて告げこそ

とあり、「かく恋ふ」と鳴いたように思わせる。万葉集の鳥は数の上で「ほととぎす」が圧倒に多いが、その中にはカッコウも入っていた。それを途中からカッコウだけ分別し「霍公鳥」の名を当てた、と言うことではないか。「霍公」は匈奴との戦に明け暮れし、24歳で夭折した前漢の名将、武門の家柄の大伴氏は家持も父の旅人も「ホトトギス」より「カッコウ」に思い入れが強かったようで、「霍公鳥」を用いて多くの作品を残している。

(ホトトギスの声と姿を同時に見聞した唯一の写真。鳴き声は「東京特許許可局」)

(カッコウ。ホトトギスが「かく恋ふ」なら私は何と鳴けばいいの?)

家持は歌人であると同時に軍の高官だったから、兎角政争に巻き込まれる。彼が当時政権の座にあった橘とその対抗花の藤を詠んだ歌では、面白いことに「霍公鳥」が家持の分身となって立ち位置を代弁する。

家持が臣従する安積皇子の薨去(744年)を承けて

 橘の にほへる香かも 霍公鳥 鳴く夜の雨に うつろひぬらむ

藤原氏の血筋でない安曇皇子の突然の死は、藤原仲麻呂の毒殺説が囁かれるほどに、藤原氏にとっては橘諸兄に取って代る絶好の機会と映ったはず。家持には橘氏の先行き波乱が予想されたことだろう。

その6年後  

 霍公鳥 鳴く羽触にも 散りにけり 盛り過ぐらし 藤なみの花

この時点では、皇位の空白を藤原氏系の孝謙天皇の即位で埋めて両者の立場ははっきり逆転する。だから盛りを過ぎた、とはよくも言ったもので、家持のあからさまな願望と受け取った方がよさそう。現実はその願望をなぞるように、光明皇后が死んで仲麻呂は後ろ盾を失い、14年後の失脚に繋がっていく。

(カッコウ類には他にツツドリ、ジュウイチがあるが、食べているのは毛虫。これでは歌の題材にならない)

(ジュウイチ)

(ツツドリ)

 

 鶉鳴き 古しと人は 思へれど 花橘の にほふこの屋戸

鶉(うずら)は当時中国から持ち帰ったものが、荒れ野に逃げ出し繁殖したのだろう。鶉の棲む庭からは廃屋を連想させるが、わが身とは対照的に、橘諸兄にはまだ威光は残っている、と詠む。先の「橘の にほえる香かも・・」と同日の作だが、橘を廻って揺れる家持の心の内が覗く。

鶉は伊勢物語にもあって

 野とならば うづらとなりて 鳴きをらむ かりにだにやは 君は来ざらむ 

とある。女が、別れを切りだした男に返した歌。あなたの訪れがない間に、この庭が荒れ野となったなら・・

「私は鶉となって泣いていましょう、どうぞ狩りに来て射止めてください」

鶉は普通の鳥ではない。文化の香り高い超先進国からやって来た話題の鳥。泣き寝入りしてしまいそうな弱い女と見せながら、その鶉を歌に取り入れることで時代を生きる自分を演じる、男はその芯の強さに感じ入ったのだろう。女と縒(よ)りを戻したと言う。

 

 カササギの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける

カササギが日本に本格的に入って来だしたのは17世紀。カササギが牽牛、織女のために天の川に橋を渡す話は前2世紀の中国の古典「淮南子(えなんじ)」にあるそうだ。この歌は家持の作とされるが、万葉の歌として素人目には言葉運びが妙に近代調。事実、万葉集にも入っていない。一体、何時の頃の誰の作だろう。

 

日本には天の川を舟で渡る話があったらしい。家持も万葉集に2首残している。

  青波に 袖さへぬれて 漕ぐ船の かしふる程に 小夜ふけなむか

小舟を手漕ぎするイメージだ。

 織女(たなばた)し 船乗りすらし 真澄鏡(みそかがみ) きよき月夜に 雲たちわたる

船で天の川を渡る。スケールの大きさと言い、残念ながらカササギ伝説には遥かに及ばない。だが、船とあるのが月だとすればどうだろう。また話が違ってくる。

2022年2月22日 (火)

きょうの俳句読本

2月22日 (火) 陰暦 1月(睦月) 22日 仏滅 丙午 七赤金星 小潮
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世界友情の日、猫の日、行政書士記念日、食器洗い乾燥機の日、ヘッドホンの日、
おでんの日、竹島の日、
                     
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峡住みもよし鴬に明け暮れて  長徳谷 とし

季題・鴬 (うぐいす / スズメ目ウグイス科の鳥、春鳥・春告鳥、匂鳥、黄鳥などとも
いう)

聴診器はづし果たして遠雪崩  林田 眉丈

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余禄 きょうの 名言  

信実と誠実となくしては、礼儀は茶番であり芝居である。

新渡戸 稲造 / 思想家・農学者 『武士道』

(心がこもっていないと見透かされる)

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2022年2月21日 (月)

きょうの俳句読本

2月21日 (月) 陰暦 1月(睦月) 21日 先負 乙巳 六白金星 中潮
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日刊新聞創刊の日、食糧管理法公布記念日、国際母語デー、漱石の日
                     
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猫柳道また橋となるところ  鷹羽 狩行

季題・猫柳 (ねこやなぎ / ヤナギ科の落葉低木。各地の水辺に自生。庭木ともする。
葉は細長い楕円形で裏は帯白色。早春,葉に先だち長さ3~4センチメートルの柔ら
かい白毛を密生した尾状花序をつける)

夕支度春菊摘んで胡麻擦って  草間 時彦

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余禄 きょうの 名言  

子供のうちは、どんな人でも、地動説ではなく、天動説のような考え方をしている。

吉野 源三郎 / ジャーナリスト 『君たちはどう生きるか』

(老人になってもしている)

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「東国山人の鳥日記」より転載


テーマ:

この両親は今季2度目の子育て。1度目は4羽のうち3羽が巣立ちに失敗し1羽だけが生き残ったらしい。雌はその失敗に懲りず、もう1度挑戦する気になった。雄も協力する。1度目の雛に給餌しながらの再度の子育て。さぞ大変だっただろう。

 

雄はいつの間にか自慢の尾が抜け落ち、白髪も目立って増えて来て・・

それと共に雛の食事の世話から糞尿の始末まで雌の肩に。雄は一体何処に行ったんだろう。

 

巣立ちは子育ての最大の難関。この時点で孵化から10日目、雛たちは成長して巣からはみ出さんばかり。

雛は巣立ちしても餌取の方法を知らない。当然、親は給餌の継続を事前に約束をしている。その辺は了解事項として親から子へと代々受け継がれているはずだ。

親「食べ物のことは心配しないで安心して巣立ちして行くんだよ」

 

翌朝、給餌の停止が巣立ちの合図だった。雛たち4羽は空腹に耐えかねて、6時から9時までに次々に巣から飛び出したそうだ。我々が到着した時は、雛たちが親の給餌の約束を信頼して巣の近くに散開していた。これまでの所で、前回は何処で失敗したのだろう。

親はまず一番お腹を減らしている雛から・・

6分後、親は餌捕りの方法を教えるために雛を餌場へ誘うつもりだろう、今度は持ってきた餌を渡さない。

親が去って暫くして、雛は巣立ったばかりとは思えぬ速さで反対方向に飛んで行った。出来ることなら当分の間親の脛をかじっていたい。

撮影場所  東京都、八王子城跡(2021年8月)  撮影  S・植木

2022年2月20日 (日)

きょうの俳句読本

2月20日 (日) 陰暦 1月(睦月) 20日 友引 甲辰 五黄土星 中潮

土脉潤起「どみゃくうるおいおこる / 暖かい雨に土が潤い活気づく頃」七十二候の
一つ
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旅券の日、交通事故死ゼロを目指す日、歌舞伎の日、普通選挙の日、アレルギーの
日、尿もれ克服の日、愛媛県政発足記念日、世界社会正義の日、
                     
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紅梅や熱はしずかに身にまとふ  中村 汀女

季題・紅梅 (こうばい)

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余禄 きょうの 名言  

情けは人のためならず  『日本のことわざ』

(人に情けをかけておけば、やがてそれは巡り巡って自分に返ってくる。)
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2022年2月19日 (土)

きょうの俳句読本

2月19日 (土) 陰暦 1月(睦月) 19日 先勝 癸卯 四緑木星 中潮

雨水「うすい / 雨水がぬるみ、草木が芽吹き始める」二十四節気の一つ
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万国郵便連合加盟記念日、強制収容を忘れない日、プロレスの日、天地の日
                     
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旅に出て少しはなやぎ雨水かな  石井 英子

季題・雨水 (うすい)

水に落ちし椿の氷る余寒かな  高井 几董

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余禄 きょうの 名言  

柳の下に泥鰌 (どじょう)  『日本のことわざ』

(たまたま一度よいことがあっても、いつも同じようにうまくゆくものではない)
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山里の春

絵・山下康博画伯(山鹿市在住だった友人。定年後親しくなり山鹿市の自宅へも

夫婦で何回も行ったりした仲だったのに、昨年三月亡くなったと義姉さまから

ご連絡頂きました。数少ない友人の死はこたえます。ご冥福をお祈り致します。合掌!

 

2022年2月18日 (金)

きょうの俳句読本

2月18日 (金) 陰暦 1月(睦月) 18日 赤口 壬寅 三碧木星 中潮
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嫌煙運動の日、エアメールの日、冥王星の日
                     
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薄氷や住民票にわれ一人  岡本 眸

季題・薄氷 (うすらい、うすらひ / 春になってからうっすらと張る氷)

余生なほ凜と生きたし寒椿  山下 康博

(昨年亡くなった私の友人)

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余禄 きょうの 名言  

春は空からそうして土からかすかに動く。

長塚 節 / 歌人・作家『土』

(感じとりましょう)

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2022年2月17日 (木)

きょうの俳句読本

2月17日 (木) 陰暦 1月(睦月) 17日 大安 辛丑 二黒土星 大潮
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天使の囁きの日、雪の特異日、千切り大根の日、中部国際空港開港記念日
                     
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氷りたる滝の柱に初音せり  松本 たかし

季題・鴬、初音 (はつね / 鳥の,その季節に初めて鳴く声。特に,鶯 (うぐいす)につい
ていう)

蕗味噌のほかなにもなし友と酌む  富田 潮児

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余禄 きょうの 名言  

人は、青春のあやまちを老年に持ちこんではならない。老年には老年自身の欠点が
あるのだから。

エッカーマン / ドイツの著述家 『ゲーテとの対話』

(老年になってまだ法を犯す人がいる)

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毎月一回通っている歯医者へ夫婦で行ってきた。何の取り柄もない夫婦だが、84才の

私が30本、80才の妻が28本、自分の歯である(抜けているのは親知らずだけ)。普段

世間話などしない先生が「これは奇跡ですよ。」と褒めてくれる。病気ばかりしている

山人が男の平均寿命を越えたのは「歯が丈夫なせいなのかな?」と思う今日このごろで

ある。(^_^)

 

2022年2月16日 (水)

きょうの俳句読本

2月16日 (水 ) 陰暦 1月(睦月) 16日 仏滅 庚子 一白水星 大潮
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天気図記念日、寒天の日、全国狩猟禁止日(2/16~11/15、北海道は 2/1~9/30)
                     
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麥踏んでをり海鳴りを聴いてをり  塩田 正二

季題・麦踏 (むぎふみ / 早春の風物詩の一つだった麦踏、今や機械化でその光景は
見られなくなったとか)

梅が香に追ひもどさるゝ寒さかな  松尾 芭蕉

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余禄 きょうの 名言  

法の終るところ、専制が始まる。

ロック / イギリスの哲学者 『市民政府論』

(法が正義だと思っていない人は、日本でも少なくない)

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2022年2月15日 (火)

きょうの俳句読本

2月15日 (火 ) 陰暦 1月(睦月) 15日 先負 己亥 九紫火星 大潮
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涅槃会、春一番名付けの日
                     
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梅白し白きは神のこころかな  仙石 廬元坊(江戸中期の俳人)

季題・梅 (バラ科の落葉高木)

店しめて余寒の軒の灯が並ぶ  佐藤 紅緑

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余禄 きょうの 名言  

他人の災難から英知を習得する者は幸いなり。

シルス / ローマの詩人

(英知がある人っているのかな?)

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2022年2月14日 (月)

きょうの俳句読本

2月14日 (月) 陰暦 1月(睦月) 14日 友引 戊戌 八白土星 大潮

魚上氷「うおこおりにのぼる / 温かくなった水の中に、魚の姿が見え始まる頃」
七十二候の一つ
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聖バレンタインデー、チョコレートの日、ネクタイの日、ふんどしの日、煮干の日
                     
今日は何の日~毎日が記念日~ http://www.nnh.to/ 
暦の日~http://www.koyomi8.com/
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母は母娘は娘のバレンタインの日  山田 弘子

季題・バレンタインデー (今年は近所の奥さんと、92才の姉から貰いました)

風を読み雲を読みして若布刈舟  佐野 志摩人

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余禄 きょうの 名言  

女性の直感はしばしば男性の高慢な知識の自負を凌ぐ。

ガンジー / インドの政治家

(浮気はすぐばれる)

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2022年2月13日 (日)

きょうの俳句読本

2月13日 (日) 陰暦 1月(睦月) 13日 先勝 丁酉 七赤金星 中潮
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苗字制定記念日、地方公務員法施行記念日、NISAの日
                     
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雪山に春のはじめの滝こだま  大野 林火

季題・早春 (そうしゅん)

春の風邪逢へば治ってしまふのに  葉狩 淳子

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余禄 きょうの 名言  

蓼 (たで) 食う虫も好き好き  『日本のことわざ』

(蓼は葉や茎に辛みがあるが、それを好む虫がいるように、人にもそれぞれ好みがある)
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「東国山人の鳥日記」より転載


テーマ:

歌心も短歌の素養もない。器用さ?だけを頼りに人麻呂を語ろうと言うのだから相当な度胸がいるが、それもこれもコロナのせい。外出の自粛に次ぐ自粛で、幸い自由時間だけは有り余るほどある。

   

柿本人麻呂は万葉前期の代表的歌人。鳥を題材にした歌は思ったほど多くなかったが、それでも万葉集収録458首中20首ほど。そのなかで一番多いのは雁で、多くは北帰行を詠う歌だ。昔の冬は厳しかったと見えて、春の訪れがよほど待ち遠しかったのだろう。

(池で泳ぐマガン。万葉人の美意識は飛翔にあったようだが・・)

なかに1首、雁が便りを運ぶ歌がある。

  春草を 馬咋山ゆ 越え来(く)なる 雁の使いは 宿り過ぐなり

これは前漢の将軍蘇武が捕われのわが身を手紙にして雁に託し、皇帝に知らせた、そんな中国の故事に因んだものだとか。同様の話でも、伊勢物語の時代(11世紀頃)には

  ゆく蛍 雲のうへまで いぬべくは 秋風吹くと 雁につげこせ

となる。ここでは雁はこの世とあの世を行ったり来たりする鳥。秋風が吹いているので早く来て、不憫な娘の霊をあの世から連れてきておくれ、と歌う。雁は伝言や霊魂を運ぶ使者として色々と多忙なようだ。

(オオタカの舞う池をオオハクチョウの庇護のもとに行くマガン。何を運んでいるのやら)

 

  近江の海(うみ) 夕波千鳥 汝(な)が鳴けば 心もしのに 古(いにしえ)思ほゆ

近年になって評価を高めた一首だと言う。夕波と千鳥、篠、古を畳み掛けで哀愁を表現する、このテクニックに一廉の読み手なら感嘆するのだそうだ。そんなもんかねえ~

 

千鳥と言う鳥はいないからコチドリ、シロチドリ、それとも大型のケリ?広大な琵琶湖に釣り合う千鳥と言えばケリか。

(シロチドリ)

ケリと鋭く大きな声で鳴く。

もう少し範囲を広げてアオアシシギは鳴き声を聞いたことがない。

シギでよく鳴く鳥と言えばピュイ~と哀愁を帯びて鳴くキアシシギ。

この歌は何時頃の作だろう。回想の古とは672年の壬申の乱、2、30年前の話だ。宮廷歌人として仕えた持統天皇は身内同士が争った乱の一方のヒロイン、人麻呂はその女性と恋仲が噂されるほどだったから、歌の文面とは別に特別の感情がこみあげて来たことだろう。だが、万葉集では旅の部にあって恋歌の部にはない。

 

  ひさかたの 天の川原に ぬえ鳥の うら泣きましつ すべなきまでに

愛する殿方は1年に1度しかやって来ない。ぬゑ鳥のように薄暗い森でフィーフィーと一晩中啼いている。七夕に空を見上げ、人麻呂には心変わりの牽牛となお諦め切れない織女が見えたのだろうか。ぬゑ鳥がトラツグミと分かったのは江戸時代だとか。トラツグミは地上を歩き回って土をほじくり返しながら好物のミミズを探す。腰を上下に動かし、その反動で移動する仕草はひょうきんでさえある。

(ぬゑとはお前だったのか) 

川原には舟があるので会う気さえあるなら会えた。万葉集の同じ七夕の条に

  よしゑやし 直(ただ)ならずとも ぬゑ鳥の うら泣き居りと 告げむ子もがも

私に会うのがいやなのでしょう。子があれば、代わりに遣わせたでしょうに、と織女が詠う。直くでなくていいから、とあるのがいかにも現代的だ。

 

  あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む

貴族社会の一般的な婚姻形態は通い婚。通い婚を享受できる貴族社会でも、微禄の貧乏貴族にとっては大変だったようだ。人麻呂も最初の通い婚では、相手が人妻だったのか、通うにも人目を憚られ、しばしば独り寝を余儀なくされた。なお、独り寝を託つ歌はこの他にも人麻呂が2首詠っている。

  我が恋ふる 妹は逢はさず 玉の浦に 衣片敷き 独りかも寝む

  玉櫛筒 明けまく惜しき あたら夜を 衣手離れて 独りかも寝む

そんな時、夫婦でも夜は尾根を挟んで別々に過ごす鳥がいる、と聴いて少しは気休めになっただろうか。

(独り寝の象徴ヤマドリ。自慢の尾が写ってないのが残念だが・・)

(「ヤマドリも変わった夫婦だねえ、人間まで真似しているよ」)

なお、万葉集ではこの歌は作者不詳となっていて、人麻呂の作かどうかはっきりしない。枕詞を畳み掛ける手法は限りなく人麻呂に似てはいるが・・

2022年2月12日 (土)

きょうの俳句読本

2月12日 (土) 陰暦 1月(睦月) 12日 赤口 丙申 六白金星 中潮
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ペニシリンの日、ボブスレーの日、ブラジャーの日、レトルトカレーの日、
黄ニラの日、ダーウィンの日
                     
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暦の日~http://www.koyomi8.com/
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冴かへる工事現場の点滅灯  高久 フミ

季題・冴返る (さえかえる / 春らしくなったあと、また寒さが戻ること)

春寒や心に詫びて塚の前  永田 青嵐  塚(お墓)

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余禄 きょうの 名言  

人間とは神の失敗作にすぎないのか、それとも神こそ人間の失敗作にすぎぬのか。

ニーチェ / ドイツの哲学者

(どっちかな?)
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「東国山人の鳥日記」より転載


テーマ:

体長19cm、コムクドリほどの小さなシギ。波打ち際で旋回しながら小魚やプランクトンを漁っているところはまるで磯辺の小妖精を見るようだった。

それでも、雌のやることは結構過激な一妻多夫型。繁殖期が近付くと派手な姿に変身し雄たちに求愛し、番になり、生むだけ生んで後は抱卵と育雛を雄たちに任せ、早々に繁殖地の北極海沿岸を離れ南へ渡っていく、と言う。

この地に立ち寄る頃にはすっかり冬羽に変わり、消耗した体力も回復してその間の奮闘の跡は微塵も見せない。

撮影場所  千葉県・三番瀬(2015年8月)  撮影  S・植木

きょうの俳句読本

2月10日 (木) 陰暦 1月(睦月) 10日 仏滅 甲午 四緑木星 長潮
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海の安全祈念日、簿記の日、ニットの日、左利きの日、ふきのとうの日、観劇の日、
ふとんの日、豚丼の日、キタノ記念日
                     
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春めくや抱く子の素足やはらかき  及川 貞

季題・春めく (はるめく)

春寒し涙も拭う割烹着  文挟 扶佐恵

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余禄 きょうの 名言  

自分の記憶力に十分自信がない者は嘘つきになろうとしてはならぬ。

モンテーニュ / フランスの思想家 『エセー』

(年寄は嘘をついてはならない)

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2022年2月 9日 (水)

きょうの俳句読本

2月9日 (水) 陰暦 1月(睦月) 9日 先負 癸巳 三碧木星 小潮

黄鶯 (こうおう) けんかんす「 ウグイスの初音が聞こえてくる頃」七十二候の一つ
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漫画の日、ふくの日、服の日、福の日、風の日、肉の日
                     
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恋猫のうかれて塀を踏み外す  稲畑 廣太郎

季題・恋猫 (こいねこ / 毎晩うるさいです)

病む母の軽き寝息や春遅々と  石川 栄枝

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余禄 きょうの 名言  

人間の幸福というものは、時たま起こるすばらしい幸運よりも、日々起こって来る
些細な便宜から生まれるものである。

フランクリン / アメリカの政治家・科学者 『自伝』

(そうかもね)

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2022年2月 8日 (火)

きょうの俳句読本

2月8日 (火) 陰暦 1月(睦月) 8日 友引 壬辰 二黒土星 小潮
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事始め、針供養、つばきの日、〒(ゆうびん)マークの日、ロカビリーの日
                     
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怠りを齢にかこつ浅き春  馬場 まつえ

季題・春浅し、浅き春 (あさきはる / ぐちは言わないようにしているが?)

韓国の遥かに見えて鹿尾菜干す  福地 貞子 鹿尾菜(ひじき)

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余禄 きょうの 名言  

誰だって忘れたいと思うさ、いろんなつらいこと、不愉快なことは。忘却は民衆の
知恵だっていう言葉もあるくらいだ。

木下 順二 / 劇作家・評論家

(「忘却を誓う心の悲しさよ」。大昔ラジオから流れていました)

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2022年2月 7日 (月)

きょうの俳句読本

2月7日 (月) 陰暦 1月(睦月) 7日 先勝 辛卯 一白水星 小潮
人日の節句(旧暦)
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北方領土の日、福井県ふるさとの日、長野県の日(オリンピックメモリアルデー)
フナの日
                     
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春寒や出でては広く門を掃き  中村 汀女

季題・春寒 (はるさむ / 長崎も寒かです)

門々の下駄の泥より春立ぬ  小林 一茶

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余禄 きょうの 名言  

虚栄は人を嘲弄し、自慢はいやらしくし、野心は恐ろしい。

スタール夫人 / フランスの作家

(偉そうにする人は嫌いである)

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2022年2月 4日 (金)

きょうの俳句読本

2月4日 (金) 陰暦 1月(睦月) 4日 仏滅 戊子 七赤金星 中潮

立春「りっしゅん / 暦のうえでの冬と春の境、この日から春となる」二十四節気
の一つ
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大石忌、銀閣寺の日、西の日、ビートルズの日、ぷよの日、世界対がんデー
                     
今日は何の日~毎日が記念日~ http://www.nnh.to/ 
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万燈のまたたき合ひて春立てり  沢木 欣一

季題・立春、春立つ (はるたつ / 長崎の眼鏡橋ではランタンがまたたき合っています)

音なしに春こそ来たれ梅一つ  黒柳 召波(江戸中期の俳人)

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余禄 きょうの 名言  

愚かな知恵者になるよりも、利口な馬鹿者になれ。

シェークスピア / イギリスの劇作家 『十二夜』

(要するに利口ぶるなということかな)

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2022年2月 3日 (木)

きょうの俳句読本

2月3日 (木) 陰暦 1月(睦月) 3日 先負 丁亥 六白金星 中潮
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節分、大豆の日、のり巻きの日、乳酸菌の日、神社本庁設立記念日、大岡越前の日
                     
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声低く病む児の部屋に豆を撒く  宮下 元恵

季題・節分、豆撒 (まめまき / 去年のきょうは ICU 。毎年参拝する中川八幡宮は
鬼火焚きだけだとか。やれやれである)

厄落す火の粉飛び散る雪の上  福田 甲子雄

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余禄 きょうの 名言  

高位に上がると、このうえなく善人でも、彼の取巻きには悪人が必要である、正直な
人には頼めないことがいくつかあるから。

ラ・ブリュイエール / フランスのモラリスト

(今の世では善人は高位に上がれない?)

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「東国山人の鳥日記」より転載




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ミゾゴイは繁殖期になると日本にやって来て営巣する。普通はプロの動物カメラマンが深山幽谷を歩き回ってやっと出会えるかどうかの幻の鳥だ。棲息数は世界で2千羽とか、絶滅危惧種。

(時に見せる野生の素顔)

(ボーボーと吠えて雌を誘う)

 

それが意外や意外、8年前大都市の真ん中、大阪梅田の高層ビルの間の植え込みのような小さな公園に1羽の幼鳥が降り立った。まだ渡りに不慣れなせいで不時着したのだろうか。

(観客を睨み、恐怖心と裏腹の威嚇で対抗)

幼鳥だからこそ、無鉄砲にも人の世界を一寸覗いてみたくなったのかも知れない。

(そのうち人が危害を加えないと分かると、大勢の目の前で日常を取り戻す)

 

ところがその2年後、浜松城公園に現れたミゾゴイは番でやって来て営巣を始めた。面白いのは巣場所で、わざわざ人通りの多い遊歩道の直ぐ側。人が危害を加えないならこれほど頼もしい味方はない、とツバメのように身の安全を人に委ねることを思い付いたのだ。その後も毎年巣位置は変わらない。電車で行ける公園でのこの鳥の繁殖は、珍しさを世に問うプロカメラマンにとってはとんだ誤算だっただろう。

(雛にミミズを吐き出して与える親鳥、そのライオンヘッドは苦痛の表現かそれとも恍惚のそれか)

 

5年目には若い雌が後を継いで高齢雄と幼な妻のカップルが発足した。格差婚ならではの初々しい新婚生活、まるで茶の間のテレビに映るメロドラマの一シーンのよう。深山幽谷でこんな場面が演じられたことがあるだろうか。

(子守していたご褒美に、とおねだりする幼な妻。母親から独りの雌に変身する瞬間だ)

 

だが、次の年にはこの雌は飛来しなかったか、来て疾走したか、現われなかった。雄は方々探し回ったようだが、結局出会えず、そのうち諦めて姿を消した、と言う。ところがその年の11月、突如、乗降客世界一の新宿駅に高齢のミゾゴイが現れた。これが浜松城で連れを訪ね歩いた放浪雄の成なれの果て、と言う積りはないが、ニュース映像で見る限り身長50㎝の老人が人込みに混じって必死に何かを探しているようだった。

撮影場所  静岡県・浜松城公園(2018年7月)など   撮影  S・植木

2022年2月 2日 (水)

きょうの俳句読本

2月2日 (水) 陰暦 1月(睦月) 2日 友引 丙戌 五黄土星 大潮
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国際航空業務再開の日、交番設置記念日、バスガールの日、夫婦の日、頭痛の日、
おんぶの日、おじいさんの日、麩の日、ツインテールの日、二日灸、世界湿地デー
情報セキュリティーの日
                     
今日は何の日~毎日が記念日~ http://www.nnh.to/ 
暦の日~http://www.koyomi8.com/
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春隣吾子の微笑の日日あたらし  篠原 梵

季題・春隣 (はるどなり / 春が近くなったという感じをいう)

我が病癒ゆると思ふ春を待つ  塚原 游子

(昨年の今日、右肺半分切除されました)

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余禄 きょうの 名言  

自惚れるということが全然なかったとしたら、この世にはさして愉しいことはあるまい。

ラ・ロシュフーコー / フランスの箴言作家

(その通りだろうね)

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2022年2月 1日 (火)

きょうの俳句読本

2月2日 (水) 陰暦 1月(睦月) 2日 友引 丙戌 五黄土星 大潮
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国際航空業務再開の日、交番設置記念日、バスガールの日、夫婦の日、頭痛の日、
おんぶの日、おじいさんの日、麩の日、ツインテールの日、二日灸、世界湿地デー
情報セキュリティーの日
                     
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暦の日~http://www.koyomi8.com/
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春隣吾子の微笑の日日あたらし  篠原 梵

季題・春隣 (はるどなり / 春が近くなったという感じをいう)

我が病癒ゆると思ふ春を待つ  塚原 游子

(昨年の今日、右肺半分切除されました)

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余禄 きょうの 名言  

自惚れるということが全然なかったとしたら、この世にはさして愉しいことはあるまい。

ラ・ロシュフーコー / フランスの箴言作家

(その通りだろうね)

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きょうの俳句読本

2月1日 (火) 陰暦 1月(睦月) 朔日 先勝 乙酉 四緑木星 大潮
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テレビ放送記念日、ニオイの日、琉球王国建国記念の日
                     
今日は何の日~毎日が記念日~ http://www.nnh.to/ 
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聖堂の灯や極寒の坂照らす  岸 風三郎

季題・極寒 (ごくかん / 冬の厳しい寒さいう)

しんがりが好き探梅も人生も  木田千女

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余禄 きょうの 名言  

人生とは切符を買って軌道の上を走る車に乗る人にはわからないものである。

モーム / イギリスの作家

(世に流されてはいけない)

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